ヒガンバナ科

 

 

秋植え球根

 

12〜5月

 

花壇、鉢植え、プランター、切花

☆ 栽培&管理のポイント

【特 徴】

原産地は、地中海沿岸から中近東です。 原種のうち、寒咲き日本スイセン(シネンシス)だけは、日本や中国南部に分布しています。

中国南部から黒潮によって漂流したものが海岸に漂着し、自生がはじまったと考えられています。 中でも伊豆、下田と淡路島及び越前海岸は3大自生地として有名です。 スイセンは球根にアルカイドを含んでいる有毒植物の1種です。 有毒とはいえアルカイドは薬用に利用され、又花に含まれる成分は香料としても利用されています。

【置き場所】

耐寒性があり、マイナス30℃ぐらいまで下がる極寒地でも戸外栽培ができます。  半日以上日が当たれば毎年花を咲かせますが、日陰では花がつかなくなりやすいです。

【水やり】

乾いたら、たっぷりと与えます。

過湿になりすぎると球根が腐りやすいので注意します。

【肥料・用土】

バランスのとれた肥料(配合肥料や液肥等)を与えます。 チッソ分の多い肥料を与えすぎたり、又未熟な堆肥なども球根が腐る原因です。

【その他】

地に植えている場合は、4〜5年堀り上げる必要がありません。

鉢植えの場合は毎年掘りあげ、新しい土に植えるとよいです。球根植物全般に言えることですが、花後の育っている葉は切らないよう大切にします。

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